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時雨どろっぷ


宝物があって、眺めるだけじゃなくて、触れて存在を確かめたい気持ち
触れたら汚れてしまう、光が曇ってしまう、そうさせてしまった自分を憎む

「刀は飾るのも良いかもしれないが、私は実際に"手をかけたい"のだ。振るい方、手入れの仕方とその道具の揃え方、それらを覚えていくことも必要だ。扱って着いた疵や汚れというのも、自分と共にあった証であって、私には愛おしく思えるのだ」
「他の人が振るう方が鮮やかで、その方が良いとは思わないか」
「羨ましいとは思うが、それは自分のものではない、自分に縁のないものだ。自分の宝物であるならば、少しばかり汚れてしまうかもしれずとも、やはり、手をかけたい。そも、形あるものはいづれ壊れる。誰かに壊されたり盗まれもする」
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